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イチローも 侍JAPAN内川 を擁護 [スポーツ]

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ヤンキースのイチローも
WBC準決勝で痛恨の走塁ミスを犯した侍ジャパンの
内川外野手(ソフトバンク)の心情を思いやった。

走者の心理状況なども解説した上で、
「行くなら行け、と言うのは当然」と断言。

内川について、
「あそこで、あのスタートができる。凄いこと。
大体(スタートを切らず)止まることを選択する。
自分ならあれができたかというと、その自信はなかなかない。」
と擁護した。

「ミスかそうでないかと言うよりも、モリーナの存在。それがあの捕手の力」と、
メジャー通算9年間で45%の盗塁阻止率をマークしている強肩のY・モリーナの存在を挙げた。

また、その時の打者は4番・阿部だった。
明確な「走れ」のサインが必要だったのではとの見方も出ているが、
イチローはそれを否定している。

「“行くなら行け”と言うのは当然。
“行くな”という選択はあるけれど、
This Ball(ここで走れ)はないと思いますね。
青信号で“行けるタイミングを計っていけ”
というのは通常だと思います。」

と冷静に分析し話したとのことだ。

イチローは2006,2009年とWBC連覇へチームをけん引したが、
2009年は開幕前に胃潰瘍を患ったらしい。



WBCメンバーの責任の重圧を身をもって経験しているからこそ、
敗戦の責任を背負い込んでいる内川の気持ちを思いやったと言える。

実にイチローらしい客観的な見方と男の優しさではないだろうか。



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