衆院議員の資産公開 平均３２２８万円

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最多資産額は鳩山邦夫氏の１９億９８８４万円

２７日、昨年１２月の衆院選で当選した衆院議員４８０人分の資産が,
国会議員資産等公開法に基づき公開された。

議員１人あたりの「資産額」平均は３２２８万円で、
前回２０１０年２月の公開時の平均と比べて、７７万円多かったようだ。

なぜなら、自民に比べて資産が少ない民主議員が大量落選し、
多数の自民党議員が当選したからだ。
しかし、全議員の６割以上を占める自民党自身も前回より減っており、
１９９３年の制度開始からの減少傾向はとまらない。

最も資産が多かったのは、自民党の鳩山邦夫氏（福岡６区）で１９億９８８４万円である。
「資産額」には、土地と建物の課税標準額、預貯金、株式を除く有価証券が含まれる。

１億円以上の資産を持つ議員は安倍晋三首相の１億７９４万円、自民党の麻生太郎副総理兼財務大臣が４億３６２３万円、日本維新の会の石原慎太郎共同代表の１億７０４０万円、生活の党の小沢一郎代表の１億９３６４万円など２６人だった。

一方、「該当なし」と記入した「資産ゼロ」は６０人だった。

党派別には、
自民党．．平均４１０８万円（前回５０１８万円）、民主党．．１３２２万円（同２６９２万円）、
維新の会．．１９４９万円、公明党．．１１６８万円（同１１４４万円）、
みんなの党．．３４３５万円（同３３８５万円）、共産党．．７１９万円（同６７９万円）、
生活の党．．３３７１万円、社民党．．２５７１万円（同１７６６万円）

というわけで、なぜか社民党とみんなの党の躍進？が目立つ。

注：公明党の山口代表、社民党の福島党首などは、参議院議員のため、
　　今回の公開の対象になっていません。

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